Post

東大メタバースコンペティションに参加してきた (前編)

KuMA アドベントカレンダー 2023の5日目の投稿です。

はじめに

12月2日-3日に東京大学で開催された「メタバースコンペティション体験会」に参加してきました。

10月に行われた東京大学のVRサークル UT-virtual 主催の「XR制作物プレゼン」にて、KuMAが昨年制作した「VR花火 ~打ち上げ花火、下から見るか中から見るか~」が光栄にも表彰される運びとなったためです。

個人的にも2019年冬以来、コロナのごたごたが明けて4年ぶりに訪れる東京が楽しみでもありました。

展示イベントや東京大学の様子を写真とともに振り返ってみます。

調子に乗って書いてたら長くなったので後編は明日公開します。

1日目

イベントは本郷キャンパスの工学部1号館で行われました。 工学部1号館

東京大学を訪れるのは初めてでしたが、想像していた規模とは桁違いに大学がデカい。

工学部の建物だけでも14号館があったり、古くからの歴史を感じる荘厳な佇まいの建物だったり、スタバがあったり……。 スタバ 左に見えるのは総合図書館です

また、土曜日の朝にもかかわらず大学構内は大勢の人で賑わっており、イチョウ通りで写真を撮っている人もたくさんいました。 イチョウ並木

メタバースラウンジ協賛会員体験会

展示会1日目は、メタバースラウンジ (東京大学VRセンターが今年6月から主宰し、協賛企業とメタバースの未来を議論する場) の協賛企業の方々に向けて作品を展示しました。 展示会の様子

KuMAの展示では、やはりトランスデューサで振動する椅子が注目を集めていました。

展示会に来てくださった企業さんの中にはVRを製品として扱っているところもあり、作品に対してのコメントもいただけました。

「映像だけではなく触覚までやっている作品はまだ多くない」、「花火との距離に応じて音の遅延を変えてはどうか」、「エフェクトはUnityのVFX Graphを使うと綺麗になるのでは」……などなど。

意外だったのは、協賛企業の中にはVRなどに一切触れたことがない企業のかたもいらっしゃったことです。 例えば株式会社ニッスイさん (水産・食品会社) は、これから企業としてどのようにVRを取り入れていくかといったことについて意見を交換する場として、メタバースラウンジに参加しているとのことでした。

企業さんに向けての展示

それぞれの団体が展示していた作品の紹介は後編の記事にて。

お昼ごはん

東京大学の正門のすぐ向かいに「ル・ムーラン」という欧風カレーのお店があり、会場で知り合ったU-lab (宇都宮大) のひとたちとお昼を食べに行ってきました。 お店の外観

お値段こそ中々なものでしたが、店内からは正門の通りやイチョウ並木を眺められるおしゃれな雰囲気でした。

注文したビーフカレーは柔らかい牛肉がゴロゴロと入っていて美味しかったです。 ゴロゴロビーフカレー

表彰式

この日の終わりに、懇談会と表彰式/企業賞授与式が行われました。

会場は東京大学本郷キャンパスの隣にある浅野キャンパスの建物で、中はバーのようにおしゃれなパーティ会場がありました。 店内の様子

懇談会では豪華な料理に舌鼓を打ちながらお酒も楽しませていただきました。マグロの串かつ美味しかった。 串かつ

メタバースラウンジの協賛企業の方々 (NTTデータ、ニッスイ、集英社など有名企業ばかり!!) や、同じく今回のコンペに参加したサークルの皆さんと楽しくお話ができ、中には私たちの作品の今後に大いに参考になりそうな内容もありました。

懇談会の後半には表彰式が行われました。 まずは東大VRセンターから今回参加の5つのサークルに賞状が授与され、副賞としてMeta Quest 3も進呈してくれました。 東大からの表彰

続いて、東大メタバースラウンジの協賛企業から、3つのサークルが選ばれ、企業賞が授与されました。

我々KuMAは株式会社ニッスイさんに選んでいただき、賞状に次いで、ニッスイさんの缶詰・瓶詰めをたくさんいただきました。 サークルのみんなで鍋でもしたいですね。 ニッスイさんからの表彰

1日目の話はこのへんで。 続きは明日書きます〜

This post is licensed under CC BY 4.0 by the author.

Trending Tags